この想いを君に…
「全く、むっちゃんには参りました」

悠斗はベッドの上で正座をしてあたしに頭を下げた。

「最近もたまにあるけれど、こういう所は普通のホテルより安いからみんなで泊まったりするんだよ〜!」

あたしは笑ってベッドの上に大の字になって、寝転んだ。



急に。

あたしの胸に虚しくて悲しい感情が起こって。

泣きそうになる。
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