フラッシュバック
大神、バリバリと包装を解いて、
中身を取り出す。
中には、A5サイズの月刊誌、
『ハイパー論理』。
大神、ページをくって、目次を見る。
その中のある寄稿文。

『シュレディンガーの猫と現実の猫
 ――雲井 逹八』

大神の独白「シュレディン
ガーの猫と現実の猫。
あいつは、『シュレディン
ガーの猫』のパラドックスを
マクロに拡張したのか!」
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