ぁたＵの存在

ガラガラガラ。
教室に入ってすぐ【座席表】を見た。
ぁ！！彩と隣だ！！！
『彩！！！隣だよ！隣！』
「ホントだぁ！！やったね！」
『うん！！』
自分にコンナに優しくしてくれてる彩がとても好きだった。
でも、ぁたしの過去をしったらきっと・・・・。


2年前（小学5年）
「ねぇねぇ、知ってる？葵ちゃんのこと・・・」
この何気ない言葉。でも、ぁたしにとっては最悪の始まりの言葉。
「葵ちゃん昔好きな子に告ったんだって、それでね、振られたんだってさぁ、だけど葵ちゃんそれにキレてその好きな子が帰った後に上履きに【画鋲】入れてそのコ怪我させたんだってぇぇ～」
嘘だ・・・、ぁたしそんな事してない。。。。してないのに・・・・・。
「ぇぇ！！葵ちゃんって最低だね」
ぁたしの目の前でそんな話をして、ぁたしの目の前で【最低だね】といった。

確かに、ぁたしは昔告って振られた、だけどそんな事してない・・・・。
誰も信じてくれなかった、あの時の【悔しさ】【辛さ】がまたぁたしに覆いかぶさった。
それから、ぁたしは『リスカ』をしだした・・・・。
教室でも平気で。。。。でも、ほんの少しだけの【傷】だけど・・・・、心の中に負った【傷】はとてつもなく・・・、痛くってなかなか治らなくって・・・・。
苦しかった・・・・・。　　ぁたしは逃げ出したかった・・・、でも逃げ出しきれなかったんだ・・・・・・。
だんだん、ぁたしは周りのコに『いじめ』られるのが普通になってきていた。

もぉ何にも感じないただの【人形】みたいになっていた。
ぁたしの心は暗く深い闇に消えていった。誰にもつかみ出せない。。。
とっても深い深い闇に・・・・・

こんな事彩に知られたくないな・・・・。
でも、神様はそんな事お構いなしだった。
だって、クラスにはぁたしを虐めていたコの中で1番リーダー的だったコがいたから・・。

ここから、ぁたしの【辛く】【苦しく】だけど【楽しかった】中学校生活が幕を開けた。