時の間
『第三章』 現実と現実
ここは・・・いったい?? ・・・なにが??
・・・。
・・・・・いったい、なんなんだ。これは。
・・・いったい、何が起きて・・・。
『・・・涼くん。
ねぇ、涼くん!!』
「ハッ!」
と、振り返るとそこには怜香が立っていた。
僕は、
少しでも置かれている状況を
整理しようとしていたのだが、
怜香には僕が
「ぼーっ」
と、しているように見えていたらしい。
『あ~、怜香ちゃん・・・。』
『「あ~・・・。」、
じゃないよ!!
私達も早く逃げよ!!
みんな違う車両に行ってるよ!!』
(逃げる??)
周りを見渡してみれば・・・
『おいっ!早く行けよっ!!』
『ちょっと、押さないでっ!!』
『なんで、詰まってんだよ!早くしろよ!!』
みんな我先にと
隣の車両へと逃げ惑う。
他人のことなんて
構ってられないんだろう。
もはや、パニック状態だ。
・・・・・いったい、なんなんだ。これは。
・・・いったい、何が起きて・・・。
『・・・涼くん。
ねぇ、涼くん!!』
「ハッ!」
と、振り返るとそこには怜香が立っていた。
僕は、
少しでも置かれている状況を
整理しようとしていたのだが、
怜香には僕が
「ぼーっ」
と、しているように見えていたらしい。
『あ~、怜香ちゃん・・・。』
『「あ~・・・。」、
じゃないよ!!
私達も早く逃げよ!!
みんな違う車両に行ってるよ!!』
(逃げる??)
周りを見渡してみれば・・・
『おいっ!早く行けよっ!!』
『ちょっと、押さないでっ!!』
『なんで、詰まってんだよ!早くしろよ!!』
みんな我先にと
隣の車両へと逃げ惑う。
他人のことなんて
構ってられないんだろう。
もはや、パニック状態だ。