時の間
(C・・嫌、B-81・58・80 と、みた。
ん~~、かわいい♪ ありでしょう♪)




おもわず・・・


いや、ほとんど癖でその娘を上から下まで見てしまった。


そして判断した!  決断した!!



(ぜひとも、座っても~らおっ♪♪)




『あっ・・・空いてますよ!!どうぞっ♪』



僕は足元に置いていた手荷物をどかしその娘を通した。



『あっ!すいませんね!!よいしょっと!!』



(ふぅ~。しかし、さ~て、どうしてくれたもんだか・・。)




まったく持って寝る気は失せてしまった。


変に勝手に意識してしまった分・・・


・・・妙に気まずい。




『どこまで、行かれるんです??』




自分の手荷物をガサガサあさくりながら、やたら興味津々な眼差しで彼女が話しかけてくる。



『あっ・・長野駅・・・だけど・・・なんでっ??』




・・・カミカミだ。




我ながら情けない。


個人的な妙な気まずさに付け加え・・・




(せっかくだから何か話しておこう!!あわよくば・・・)



などと、だらないことを
考えていた矢先


まさかの向こうからの質問!!




この娘(こ)から話しかけてくるとは・・・。


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