時の間
今いる現場は、もはや常識の枠、理解の限界を超えていた。
『・・・二人とも、とりあえず・・・
・・・戻らないかい??
ここに居ても、もう何も出来ることは・・・なさそうだ。』
西田さんは、窓を見たまま
後ろにいる僕たち二人に話しかける。
西田さんの言う通りだった。
ここに来た目的は
運転士の安否、そして電車の停止。
運転士に関しては”否”としか言えない。
電車の停止に関しては・・・
大きく言えば停止だろう。
当初の不安の”事故”はなさそうだ。
となれば、ここに(1両目)いる理由はたしかにない。
僕たちは、より大きな不安
そして、疑問と恐怖を抱えて
戻ることになった。
『・・・二人とも、とりあえず・・・
・・・戻らないかい??
ここに居ても、もう何も出来ることは・・・なさそうだ。』
西田さんは、窓を見たまま
後ろにいる僕たち二人に話しかける。
西田さんの言う通りだった。
ここに来た目的は
運転士の安否、そして電車の停止。
運転士に関しては”否”としか言えない。
電車の停止に関しては・・・
大きく言えば停止だろう。
当初の不安の”事故”はなさそうだ。
となれば、ここに(1両目)いる理由はたしかにない。
僕たちは、より大きな不安
そして、疑問と恐怖を抱えて
戻ることになった。