見えない罪と、月
本来ならば辞めさせらても可笑しくない筈なのだがマスターは、
「壊されるのは困るけど、悪い輩追っ払ってくれてるからねえ……」
と怒る半面でセリルに感謝をしている。その為、セリルは辞めさせられずに済んでいる。
テーブルを戻した後、疲れも知らないセリルは再び仕事へと戻る。
周囲にも少しずつ友達と言うものも出来、それなりに充実した生活であった。
「ただいま」
「おかえり。今日はオムライスだよ」
セリルが仕事を終えて帰ってくると、セイルが笑顔で出迎えてくれる。
セイルはその手先の器用さからかアクセサリーを作り、
近くの雑貨を扱う店で売らせてもらっている。その為、殆どを家で過ごしていた。
「壊されるのは困るけど、悪い輩追っ払ってくれてるからねえ……」
と怒る半面でセリルに感謝をしている。その為、セリルは辞めさせられずに済んでいる。
テーブルを戻した後、疲れも知らないセリルは再び仕事へと戻る。
周囲にも少しずつ友達と言うものも出来、それなりに充実した生活であった。
「ただいま」
「おかえり。今日はオムライスだよ」
セリルが仕事を終えて帰ってくると、セイルが笑顔で出迎えてくれる。
セイルはその手先の器用さからかアクセサリーを作り、
近くの雑貨を扱う店で売らせてもらっている。その為、殆どを家で過ごしていた。