見えない罪と、月
弾は全て使い切ったらしいイレイス。
ヒジリの化け物ぶりに怯えるその様は、先程までのセリル以上なのかもしれない。
セリルを解放してからヒジリは立ち上がり身なりを整えると、
「お前達、相当死にたいみたいだな」
「ひっ…………どうか、お許しを…………!」
「ヒジリ、この人達殺して。俺からの依頼」
やや怒り気味のヒジリ、怯えるイレイス達、願うセリル。
ヒジリがとった行動はただ1つ。
「お前たち良かったな。依頼がなければ殺している所だった。
……失せろ。てめえらの欲望だけでこっちは殺しているんじゃないんだ」
その言葉を聞いた瞬間その場にいたイレイス達は真先に逃げだした。
セリルというターゲットよりも自分達の命を優先させたのだった。
ヒジリの化け物ぶりに怯えるその様は、先程までのセリル以上なのかもしれない。
セリルを解放してからヒジリは立ち上がり身なりを整えると、
「お前達、相当死にたいみたいだな」
「ひっ…………どうか、お許しを…………!」
「ヒジリ、この人達殺して。俺からの依頼」
やや怒り気味のヒジリ、怯えるイレイス達、願うセリル。
ヒジリがとった行動はただ1つ。
「お前たち良かったな。依頼がなければ殺している所だった。
……失せろ。てめえらの欲望だけでこっちは殺しているんじゃないんだ」
その言葉を聞いた瞬間その場にいたイレイス達は真先に逃げだした。
セリルというターゲットよりも自分達の命を優先させたのだった。