そして海の思い出を胸に

「美雪―、掃除サボんなよぉ」

「あっ、はーい」

私、声を掛けられて、やっと我に返って、掃除を始めた。



まだ、信じられなかった。



本当なの?

ホントにホント?



あの……あの涼が、先生?!



私はてっきり、学生かと思ってたのに……。



嘘みたい……。



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