君と僕。
僕は君に業務を教えていく。
君は、驚くほどのみ込みが速かった。
指導係なんていらない位、仕事が出来た。
「新谷さん、のみ込みはやいね!凄いじゃん。」と僕は、君をほめた。
そうすると、君は「いえ、そんな事ないです。柚木さんの説明が分かりやすいんです。」と照れながらこたえた。
でも、僕は知ってるよ。
君は、誰よりも早く出勤し誰よりも遅く退勤している事を。
努力家で負けず嫌いな所も。
僕は、君を好きになっていってると思う。