双子の王子様



家の中は男一人で暮らしてるわりには清潔感があった。
それは週に一度、陣と一緒に家の掃除をしているからだ。

そして繋は一階の一番奥の部屋に入って行った。
部屋にはベッドが二つ並べてあった。
向かいには大きな窓があり、そこから気持ちの良い日が差していた。

繋は二人をそのベッドに寝かせた。





「ハァー。疲れた…体力には自信があったんだけどな。」





繋はベッドに寝かせた二人をジッと見た。





「(こいつら…変な格好してんな。)」





普通そんなことは見つけたときに気付くべきだろう…

 
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