my Life

｢……｣

加奈は無言のままじっと京を見つめる。

｢な、何だよ｣

｢……｣

京の言葉に反応せずに、加奈はただただ見つめ続ける。

｢京……｣

そしてようやく口を開いた。

｢いつまで嘘をつき続けるの？｣

｢え……？｣

加奈の口から出た言葉は意外なものであり、京は目を丸くして加奈と目を合わせた。

｢私は京の彼女だよ？ 京の嘘ぐらいすぐに分かる｣

｢……｣

｢本当のことを言って｣

加奈はしっかりと京を見据える。

｢……悪いけ……｣

｢言い訳は聞かない｣

どうしよう……

京の表情は無だが、心中ではひどく焦っている。

｢どうして公園にいたの？｣

はぁ～仕方ない……

京は決意し、加奈を見る。

｢実はさ……｣