ラブソングが聴こえる
だから、HARUがそのせつなさを画かない私としては意外だった。


だけど、私がもらったこの歌詞は私が演じる妹役目線からの応援歌。



私が歌っても全然不自然じゃない。



私のイメージに曲を少し変えるなんていってたけど、きっと最初から全部創り直してくれたんだろう。


そう思うと私はその歌詞が描かれた紙がとても愛しい物の思えて


思わず胸にぎゅっと抱きしめて、顔を緩ませて


「ありがとうございます。」


そう言っていた。


HARUは、ふっと顔を緩ませて私のそんな様子を見てたらしい。






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