ルル涙〜ナミダの恋人(上)





私はまだ幼い
唯歌とゆたかを連れて買い出しに行った。



涙は砂浜で待ってると言い張るものだから、私は置いて行ってしまった。







あれが


間違いだと



今更、気付く。








その日は風は強かったが


雲 一つ無い
晴れた空だった。













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