ルル涙〜ナミダの恋人(上)




その証に、幾つものガラス細工の動物達が棚に飾られてあった。





テーブルの上には
一枚の手紙らしき便箋と、一冊のノートが置いてある。





『唯歌とゆたかへ』



便箋の始めの文は
そう書いてあった。




涙の真実を知る
一つの手紙と日記。












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