大好きなんだもん!!
風人が指をさしたのは、何と・・・ボーリングゲーム。

それもただのボーリングゲームじゃない。

子供がやるような、ちっちゃいゲーム。

ピンまでの距離がなんと、約三メートルくらい。

はぁ~・・・

「おいっ!!みろ菖蒲!!ストラーイク♪♪みたかこれが俺の本当の実力!!」

「わ~!!すごーい!!」

ちょっといやみげに言ってやった。

そんなの絶対たおれるに決まってんじゃん!!

「ほ~・・・じゃあお前次やってみろ!!」

「いいよ!!絶対ストライクでるから♪」

「言ったな♪ストライクじゃなかったら??」

「アイスおっごってあげる!!」

「へ~!!おっごてくれるんだ~♪楽しみ♪」

「絶対おごんない!!ストライク出す!!」

「デワデワ、投げてくださいな♪♪」

風人がいやみったらしく言ってきた。

よしっ!!こんなの楽勝♪♪

セーノ・・・

投げようとした瞬間・・・

「な・・・何・・・!!!!」
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