【短編】先生との危ない関係

「よしっ!」

先生はそう言って、車を走らせた。

「どこ行くの??」

「内緒!」

あたしは頭に「?」ができたまま、

先生が向かう場所を考えてた。



「着いたぞ」

そう言って、着いた場所は、

山の中?

「ここは??」

「こっち」

質問に答えることなく、先生はあたしの手を引いた。

まだ頭に「?」ばかりのあたしは、

ただついていくしかなかった。


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