お姫様と靴磨きの男



「ここが職場です。」

「は?」

さっきの場所から
多少歩いた所で
ラミアスは止まった。

だが私には木箱が
置いてあるだけ
にしか見えぬ。


「…ラミアス、お前の
仕事は何なのだ?」

「靴磨きに
ございます。」

「…靴磨き?」

そんな仕事が
あったのか?
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