お姫様と靴磨きの男


「…ようわからん。
説明してくれ。」

「その茶色い木箱に
お客が靴を履いたまま
足を置くのです。

私の仕事はそれを
磨いて綺麗にする事
なのです。」

「うむ。」


…そもそも靴磨きとは
何で磨くのだ?

私の城では執事が
しているのだろうか?

少なくとも私が
した経験はない。
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