永恋

長い長い夏休みを、



ﾊﾞｲﾄと睡眠に費やしダラダラと過ごした私の体。



夏休みが終わり講義が始まってから２ヶ月も経つというのに、いまだに休みぼけがぬけない。



もはや、夏休みボケなんて言えない。



……怠け癖。



自分にも他人にも、とことん甘い性格の私は、怠け癖が顔を出すまま、流されているかのように、学校をさぼりまくっていたのだ。



たまに尚稀が心配してメールをくれていたのに、



今日までの約２ヶ月、多くても週に２、３回のペースでしか登校していなかったのだ。



今日なんて２週間ぶりの学校。



２週間ぶりに会った尚稀は、開口一番、こう言ったのだ。



「結花、出席やばくね？」



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