夢でまた会えたなら…
「いらっしゃいませ」
守の声は優しくて
私を安心させてくれる。
「どんな髪にする?」
私はどんなんでもいいといったら少し笑って
「わかった」
といってハサミを動かした。
守は思った以上に
腕がよくて
私が気に入る髪型にしてくれた。
「どう?」
といいながら
鏡を見せてくれた。
「きみは顔が整ってるからこうゆう髪のが絶対にあってるよ。」
と言ってくれた。
「ありがとう…」
そんな私の小さな声に
「いえいえ」
と笑ってくれた。