禁断トライアングル
お兄ちゃんは、頷いてくれた。
私は、決めたんだ。
もう、すべて吐き出そうって。
そして……本当は結弥と先輩、どっちが好きなのか。
その答えを、見つけ出そう。
「あのね…私。ずっと、お兄ちゃんに恋愛感情を抱いてたんだ……」
「……うん」
全部、話した。
その気持ちを抑えるために、結弥と付き合い始めたこと。
お兄ちゃんが結弥に優しくするのを見て、嫉妬して、結弥を傷つけていたこと。
結弥に「別れよう」って言われて、自分が結弥のことを好きになってたんだって、気づいたこと……。
でも、まだお兄ちゃんを好きという気持ちがあること。
私が話し終わると、お兄ちゃんは
「そっか……」
と、息をついた。
そして
「俺も、真結に言わなきゃならないな……」
「え……?」
お兄ちゃんの口から、信じられない言葉が飛び出した。
私は、決めたんだ。
もう、すべて吐き出そうって。
そして……本当は結弥と先輩、どっちが好きなのか。
その答えを、見つけ出そう。
「あのね…私。ずっと、お兄ちゃんに恋愛感情を抱いてたんだ……」
「……うん」
全部、話した。
その気持ちを抑えるために、結弥と付き合い始めたこと。
お兄ちゃんが結弥に優しくするのを見て、嫉妬して、結弥を傷つけていたこと。
結弥に「別れよう」って言われて、自分が結弥のことを好きになってたんだって、気づいたこと……。
でも、まだお兄ちゃんを好きという気持ちがあること。
私が話し終わると、お兄ちゃんは
「そっか……」
と、息をついた。
そして
「俺も、真結に言わなきゃならないな……」
「え……?」
お兄ちゃんの口から、信じられない言葉が飛び出した。