生まれた時から檻の中
ジャアー…

温かい湯が背中からかかる

何?何なの?怖い…

声を出すことも出来ない

「静かな子ねぇ シャイなのかな?」

西岡さんわ優しく私の体をこすりながら笑う

何?この泡?いい匂いだけど…

ふいにまた、お湯がかけられる

帰りたいぃ~ッ

フワッとと抱きかかえられて、フカフカのタオルで全身を覆われた

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