ヤンキーをナメんな!!
結局、朝っぱらからのケンカにより、志賀野チームも勝山チームも学校をサボるハメになりました。
そして、志賀野チームはというと…。
「ちっくしょー、何だあの勝山とかいう奴」
「まだ気にしてんのかよ」
「だってよ、アイツ俺様の美しいお顔を傷つけやがったんだぞ?」
「はいはい……」
志賀野くんは勝山くんに殴られた頬をそっと撫でています。
それに対し新谷くんは無傷。
志賀野くんはいろいろと新谷くんに文句をつけます。
「はっ、お前が殴られりゃよかったのに。青っ白い顔しやがって、病気なんじゃないかしら?その青白い顔には真っ赤な血がお似合いよ!」
「一気にしゃべんなよ。理解できねーから。てかその口調何?」
さすが勝山くん達に言われた通り、バカ高。
一気に話されると理解できなくなるようです。