ヤンキーをナメんな!!
「つーかよ、マジでその顔何?大丈夫?」
本当にいつも青白い顔をしている新谷くんを、なんと志賀野くんが心配しているのです。
「しょうがねーだろ。元からこんなんなの」
「お前中学時代何やってたか言ってみ?引きこもりだろ?登校拒否だろ?」
「んなわけあるか!中学時代は弱い者イジメして登校拒否にさせてたよ!」
「うわっ、瞬ちゃん最低…母さん泣けてくるわっ」
「瞬ちゃんって言うな!何で母さんからそう呼ばれてんの知ってんだよ!」
「お友達だからさ」
志賀野くんはそう言って携帯を開き、新谷くんの母親のアドレスを見せてきました。
「どういう関係だァァァ!!!」
しかもしっかりと新谷くんの母親の名前、「由美子さん」と登録していました。