都市伝説解決します☆
「なっ!」

「やばい、見られたよ…。」

それは赤いリボンが特徴の黒髪の少女だった。

少女は、筆を片手にじわりじわりと3人に近付いてきた。

「な、何する気?」

少女は何も答えないまま、あろうことか筆を紙の上に押しつけた。

「「なっ!」」

そして黒くなった紙に残った文字は、はい、と鳥居だけ。

「これで拒否できなくなったんじゃない?」

勝ち誇ったような笑みに、3人はただ呆然とした。
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