Forbiddenfruit
『ほら席に着けー』
やる気の無い教師の呼びかけで他の女生徒も渋々、席に着いたのだった。
出席をとる声を上の空で聞きながら、窓の外を見ていた。
幸運に私の席は窓側の後ろの席だ。
私の名前も呼ばれ、力無く"はーい"と返事をした。
そして思考はまた先程の事へと戻った。
う~ん;;
行くと決めたけど、行って何をする訳?(笑)
ただキャーキャーとその人を見てるだけでは意味無いし・・・
いきなり
「メアド教えてください」
なんて・・・どう思われるだろう・・・
まあ、はぐらかされるのが落ちだろう。
いつの間にか周りは席を立ち、お喋りを始めていた。
『紅!!次、移動教室だよ。』
「あ・・・うん。そうだったね」
何とも間抜けな答え。
『何か紅さ、上の空って感じで・・・大丈夫?』
「ん。平気だよ」
それなら良いけど、と秋葉はまだ納得していないようだった。
自分でも、何でこんなに動揺してるか分からない!
もしかして・・・浮かれてる!?
・・・私もミーハー?(苦笑)
何だかよく分からなくなってるし、自分が!
ちょっと憂鬱な気分になりながら秋葉の転校生はどんなだろうという話に時々あいづちをうっていた。
やる気の無い教師の呼びかけで他の女生徒も渋々、席に着いたのだった。
出席をとる声を上の空で聞きながら、窓の外を見ていた。
幸運に私の席は窓側の後ろの席だ。
私の名前も呼ばれ、力無く"はーい"と返事をした。
そして思考はまた先程の事へと戻った。
う~ん;;
行くと決めたけど、行って何をする訳?(笑)
ただキャーキャーとその人を見てるだけでは意味無いし・・・
いきなり
「メアド教えてください」
なんて・・・どう思われるだろう・・・
まあ、はぐらかされるのが落ちだろう。
いつの間にか周りは席を立ち、お喋りを始めていた。
『紅!!次、移動教室だよ。』
「あ・・・うん。そうだったね」
何とも間抜けな答え。
『何か紅さ、上の空って感じで・・・大丈夫?』
「ん。平気だよ」
それなら良いけど、と秋葉はまだ納得していないようだった。
自分でも、何でこんなに動揺してるか分からない!
もしかして・・・浮かれてる!?
・・・私もミーハー?(苦笑)
何だかよく分からなくなってるし、自分が!
ちょっと憂鬱な気分になりながら秋葉の転校生はどんなだろうという話に時々あいづちをうっていた。