機械魔法伝
 しばらく歩いていると、先の方に一筋の光が見えた。


「あれは出口じゃ…」

「多分ね。恐らくサイバーシティーに繋がっていると思う。」


 ガイ達はゆっくりと光の方に歩き始めた。

 そして…








 光を抜けると、そこは巨大なビルがそびえ立つサイバーシティーがあった…


「展開早ッ!」


 ライがあまりの展開の早さに実直な感想を述べる。


「展開は早い方が良いんだよ。それに…ここからが本番さ」


 ガイはそう言うと、ある一定の方向を向いた。

 それは…こちらに狙いを定めている巨大な大砲だった。

 今日は血の雨が降りそうだ…

 ガイは妖しく笑うと、早速杖を構えた。


「戦争の…始まりだね」


 ガイはゆっくりと杖を上に上げた…

 
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