レンアイ
☆
「菜々の部屋はここね」
「ありがとう」
玲於奈の部屋のとなりのへや。
「あ。ベッド一つしかないんだ。」
そりゃそうでしょ?
独り暮らしなのにベッド2個は必要ないよ?
「菜々、ソファーで寝るよ!」
すると後ろからお姫様だっこをされる。
「玲於奈?」
もう至近距離にもなれてしまった。
「だーめ。一緒に寝るの。」
え?
は…
「はぃぃぃぃぃぃ!?!?」
あたしをベッドの上に寝させた玲於奈は
「だめ?」
とキスギリギリの近さで言う。
二人の息が交わる。
反らせない視線
「だめじゃ…ない…」
あたしの返事を聞くと
ちゅっ
と軽いキスをした。