レンアイ
☆
「ねぇちょっとおーっ!!!やめてよー!もー!!」
「やなこったぁーっ」
あれから毎日玲於奈はあたしのところに来てくれてる。
いつも笑って。
「あっ、ねぇアドレス教えてー?」
「え?そんなに俺のこと好き?」
「ううん!あはっ!!!ほら早く!赤外線ー!!!」
「はいはい、お姫様。」
…………………
「送れなくない?」
「うん…」
ちらっと玲於奈の携帯を見る。
「ちょっとーっあたしに送信してよー、何受信にしてんのー!?」
「ええっ!?ほんとだ…」