ぜんぶはじめて


それからはずっと無言…


悠の家についた。


ガチャ…

鍵を開ける。


「どうぞ…」


「……どうも…お邪魔します…」


悠の家は、誰もいなかった。
家の中は、すごいオシャレで、お母さんは素敵な人なんだなって思った。



「適当に座ってて」



「うん…」


私はすごく緊張しながらソファーの上に座った。


テーブルの上には、お茶が置かれた。


「こんなもんしかないけど」


「あっありがと」


< 8 / 81 >

この作品をシェア

pagetop