君がいた…
各クラス 入学して初めてのH.Rが終わり

それぞれ家路についていた。

そんな中―

舞達3人は、サッカー部に入部する為に

職員室へ向かっていた。

“ドキッ!”

舞の胸が高鳴った。

職員室のドアの横に

宏史がもたれかかっていたのだ。

『どうしよう…
顔 あげらんない…』

ドキドキしながら宏史の前を通り過ぎる。

そして、ドアを開けようとした時―

「わっ!」

職員室の中から

俊樹が勢いよく飛び出して来た。

あわや 舞にぶつかる寸前―

功が舞を引っ張り 事なきをえた…

「すいません。」

3人にそう言って頭を下げる俊樹。

3人は 笑顔で答えた。
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