君がいた…
「今 亜紀さんのお兄さんが来て。
宏史を 部室に連れてったの!」

かなり焦った顔で説明した。

それを聞いた美星は

部室に目を移すと

「もう 来てくれたんだ…。」

と ポツリと言った。

今度は

舞達が訳が分からない顔をする。

それに気付いた美星は

優しく微笑むと

「久しぶりに連絡取ってみたの。
その後…どうなってるかな?って」

そう 言うも…

誰も

美星の言っている意味が分からない…

「私が3年の時に
倉沢くんは1年で
倉沢くんもサッカー部だったのよ。」

説明を受けて

やっと理解できた4人

「でも…なんで
亜紀の兄さんが 先輩だって分かったの?」

俊樹は 美星に疑問をぶつけた。

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