君がいた…
「俺
美星さんが好きなんだ。」
窓の外を見つめたまま
宏史が言った。
「…え…?」
一瞬にして
舞の頭の中は
真っ白になってしまった…
「初めて会った時。
亜紀と同じもの…
感じたんだ…。」
舞は
足元から
何かが崩れていくような…
気を抜いたら
倒れてしまうような…
そんな感覚で
宏史の話を聞く。
宏史は
そんな舞の様子に
気付く事なく
外を見ながら話し続ける
「惹かれてくの分かった。
…でも…
亜紀の事あったから
ブレーキかけてた…。
それを 俊樹に指摘されて…
逆ギレして…。」
『宏史の声が…
遠い…』
うつ向いたまま
顔を上げる事ができない舞…
「その結果。
お前らに全部ばれて…。
やっと…前に進む事が出来た。」
そこまで言うと
宏史は
やっと
話しの間を取った。
美星さんが好きなんだ。」
窓の外を見つめたまま
宏史が言った。
「…え…?」
一瞬にして
舞の頭の中は
真っ白になってしまった…
「初めて会った時。
亜紀と同じもの…
感じたんだ…。」
舞は
足元から
何かが崩れていくような…
気を抜いたら
倒れてしまうような…
そんな感覚で
宏史の話を聞く。
宏史は
そんな舞の様子に
気付く事なく
外を見ながら話し続ける
「惹かれてくの分かった。
…でも…
亜紀の事あったから
ブレーキかけてた…。
それを 俊樹に指摘されて…
逆ギレして…。」
『宏史の声が…
遠い…』
うつ向いたまま
顔を上げる事ができない舞…
「その結果。
お前らに全部ばれて…。
やっと…前に進む事が出来た。」
そこまで言うと
宏史は
やっと
話しの間を取った。