PICTURE


4日も過ぎただろうか。


あたしは、少しずつ写真の記憶を頭の隅に追いやっていた。


覚えていたくもなかった。



だから、自然と忘れようとしたのだろう。



あたしは、日に日に恐怖から解放されていった。




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