二重人格弟に溺愛中
何か黒いオーラが.....
「もしかして紅莉の弟?」
京野陸...
なんていうこのタイミング...
今の状況は
あたしと京野陸が手を繋いでいるように見える
そこを圭が見たわけですよ...
「はい、紅莉の弟の圭です。
先輩は?」
「俺?
俺は京野陸
弓道部に入る予定なんだ」
キラキラ光る笑顔で
圭に言った
「そうなんですか!
僕もですよ!!」
圭の口調が変わってる...
「圭くんも!
なんだ〜紅莉が不良だっていうから
どんな弟かと思ったらいい弟じゃん」
「不良?紅莉がそんな事言ったんですか?」
「うん」
「紅莉〜
どういうこと〜?」
いつもは出さないドス黒いオーラが
圭の周りを漂ってるよ〜!!