二重人格弟に溺愛中
「大丈夫。鍵かけておいたから」
「でも....」
「心配しないで?
ここには滅多に人は来ない」
そこまで言われたら
逆に断る要素が見つからない
「いいよね?」
「.....うん....」
あたしと圭はキスをした
優しく....
愛しく....
キスするときは姉弟の
ボーダーラインを越える
誰もいないから
あたしと圭だけ
だからかな?
より強く圭を求めてしまうのは
いけないことだって
充分承知している
それでも、心が体が
圭を求めているの
あたしの中の誰かが"もっと"
って蠢いている
「そろそろ、戻ろっか」
「うん////」
キスしたあとはお互い気まずくなる
キスしたっていうことに実感がわくから