二重人格弟に溺愛中




「お前ら直接呼びにこいよ!!」


第一声がそれ?


「だって教室に行ったらバレちゃうじゃん」


「だからって

『サボるから屋上集合』

は、ないだろ」


太陽はぶつぶつ文句言ってるから放っておいた方がいいかな?



「京野くんも来てくれたんだ!!」


「メールきたから行くしかないでしょ」




そりゃそうか…


まぁ、何はともあれ
皆集まったからいいや


「で、なんでサボったんだよ」



「う~ん、気分」
「なんとなくよ」


あたしたちが揃ってそう答えると、男子達はため息


「なんだよ…もっと重要なことかと思ったし」

「ほんとだね。」



呆れた言葉が出てきた



な、何かひどくない…



もっとテンション高いと思ったのに…


「とにかく座って!!
ちゃんと理由はあるから!」
< 315 / 338 >

この作品をシェア

pagetop