二重人格弟に溺愛中
「帰ろっか」
「そうだね。
じゃあ着替えてくる」
「うん!」
紅莉を待たせちゃいけないと思い
ダッシュで着替えた
「紅「紅莉!!」
あっ、太陽先輩
俺より先に駆け出していく先輩
太陽先輩の声に気がついて
紅莉は返答している
カップルに見える
俺には見ているだけしか出来ない
楽しそうに話す紅莉と太陽先輩
何を話しているのか聞こえないけど
太陽先輩が紅莉の頭をなでている
何されてんだよ・・・
太陽先輩にたいする嫉妬が
こみあげてきた
やっぱい、作戦実行
しなきゃ・・・
「紅莉、帰ろう?」
「あっ、うん!!
じゃあね太陽」
「おう、じゃあな」