二重人格弟に溺愛中


「本当に何も覚えてないの....?」


俺はわざと甘い声を出して
落ち込んだように言う


「覚えて...な..い」


だよなあ..


まぁここまで良い具合にきたから
もういいよな?


「うーそ♪」


「えっ!?」


「昨日さあ、紅莉お風呂でのぼせちゃったんだよ。
覚えてないの」



ポカーンとしている紅莉


どうやったら納得してくれるかな?


「じゃ....あたしと圭は何もなかった?」



「勿論♪
なに?そっちのこと考えた?」



「なっ//////
圭が曖昧な事言うからっ!!
それに服着てないんだもん!!」



「俺下履いてるよ?」


「上!!」


「だってあっつかったし」


「なんであたしは裸!?」


「着せて欲しかった?
意識がない紅莉の了解もとらずに
着せてよかった?」
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