私のために
――暑い――

雲もなく、青々とした空。

セミの鳴くこの夏。


――――
「んー誰もいないよね?

よし!!!

ラッキー♪今のうちに進入しちゃぇー♪」

私は補習をさぼり、HL前に学校に着いた。

すると……

「なに堂々と遅刻してんだよ…。」

『あ??やばッッ!!』

「お前遅刻何回め~?」

『わぁーやらかしたぁ!!!』

「いつもいつも……早く来いって!言わなかった?」

「あッ…あははぁ~♪ごめんねー!用事がさぁー!!」

「いっつも同じいい訳してんじゃねーよ!!!!!」

「大変だねぇー先生に頼まれたの?後から行くから♪

ぢゃーねぇ~」

『本当…いつもお疲れだよねぇ… 私は絶対きかないのに……』










< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop