男子校に姫一人!?!?
「あ??
 俺??
 俺は・・・宇都宮  陸斗  [うつのみや  りくと]・・・」

「へぇ~~♪♪
 んじゃあ、陸斗??
 陸??
 陸斗君??」

「陸斗でいいよ。」

「じゃあ、陸斗でっ!!
 あたしは、琴里でっ♪♪」

「りょーかいっ☆★」


そう言って陸斗は、ニカッと笑った。

へぇ~、けっこー・・・いや、かなり笑った顔かっこいいんですけど。。。

ぁわわわわっ!!
やばっ!!
ここで顔赤くしたら、絶対変な子だって思われるっ!!
なんか、話さなきゃっ!!

「・・・!!
 あっ!!
 そういえば、陸斗どーやってあたしの部屋入ったの!?!?」

そーだよっ!!
一体どーやって入ったんだろ??

「えっ。。。
 どーやってって・・・
 ・・・フツーに・・・」

へっ!?!?

「フツーって、鍵開いてたのっ!?!?」

「うん★」

そんなぁ。。。
由利帆さんっ!!
鍵の意味ないっすよーーー(泣)!!

「そっかぁ。。。」

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