先生と私。
三人は学校へと向かう。
久しぶりの学校はなんだか怖い。


教室に入るとクラスの子たちが幸穂のもとにやってきた。
「杉並さん大丈夫?」「うん。」
「そっか。よかった…。具合悪くなったりしたらいつでも言ってね。」
「うん、ありがとう。」


少し怖いと感じた学校もみんなのおかげで怖くなくなっていった。
休んでいた分のノートを見せてくれたり体を気遣ってもらえたりいろいろ助けてもらった。
入院がきっかけでみんなの優しさに改めて気づけた気がする。
みんなありがとう。
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