チャッキー

考えれば考えるほど苛々する。


だったら考えなきゃいいのに、と言う人もいるだろう。


でも、苛々しすぎて逆に頭から離れないんだ。





そんな風に苛々しながら歩いていると、目の前に男の子が現れた。




あたしはその子を避けようとした。












その時、突然男の子に手を掴まれた。





苛々していたあたしはその子供に冷たく言った。


『うざい。離して』










これで男の子は離してくれるだろうと思った。

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