運命




「あ。・・・久しぶり、だね。」

「ん。」


なわけねーだろ。


昨日会ったろ?




でも、まあ。


これで今日の午後の予定は、果たせるよな。




『なんか買うのか?』と聞くと、静かに首を横に振った。



「ちょい、待ってて。」


レジに向かい会計を済ませた俺は傘を広げ、
加藤と外に出た。





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