運命




私が別れを告げた日の朝。

徹が携帯を気にしていたのは、ひそかに私の誕生日計画を立ててたからで、
私の友達に欲しがってた物を聞いてたみたい。





朝、サプライズで渡してくれたんだ。


可愛いネックレスだったの。




「えーちゃん?

にやけすぎ。」


「え?
あ、ごめーん。」



咲に笑われてたら、誰かがこっちにきた。





「かと・・・じゃなくて!


え、恵美・・・?」



「うえ?!

徹?!」


いきなり名前で呼ばれてびっくりしてると、
椅子に座ってる私に合わせてしゃがみ、机に腕を乗せた。



「ふはっ。

おもしれー。」


「なっ!」


咲も隣でクスクス笑ってる。



「なぁ、今日俺ん家これね?」

「「えっ?!」」



咲と声が被った。


「2人で誕生日パーティーやろ?」




赤くなる頬を押さえ頷く。






どうやら今年は、凄い誕生日になりそうです(笑)







−END−
< 85 / 85 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

もしも、Ver.1
mayua/著

総文字数/6,512

恋愛(純愛)14ページ

表紙を見る
赤い糸はだあれ?−あたしと五人の王子様−
mayua/著

総文字数/37,049

恋愛(学園)97ページ

表紙を見る
恋するシンデレラ
mayua/著

総文字数/144,428

恋愛(学園)304ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop