my Life!!
「司は、こう見えても、気に入った子しか仲良くしない主義だからね~」
何てクスクス笑いながらこっちを見る一樹君。
「かっかず君っ!!新しく入る子だもんっ仲良くするに決まってんじゃん!!大体、皆と仲良くするほど脈広くないの、良い友達が最小限居ればいいんだもんっ」
そう言って、動揺しながらも、すねる司君。
何同様しているのか良く分からないけど・・・一応、あたしに気に入られてるみたい・・・良かった。
嫌われてたら困るし・・・
しかもまたまた“かず君”とは・・・お前強いな・・・
あたしも何かあだ名つけてもらいたい・・・
「ねーねー、司君?」
一樹君の方をジッと見続ける司君は、あたしが呼んだ夢瞬間、ビクッと肩を震わせた。
「つっ・・・司君って何やねんっ」
とかいいながら大阪弁でつっこんでくる・・・
「え?駄目だった!?」
司君がBestだとは思ったが・・・気に入ってないのか・・・
「かず君とかの事は何て呼んでるの?」
「・・・一樹君・・・」
「かな君は?」
「・・・桜庭要」
ってか、まだ1度も桜庭 要の事名前で呼んでないな・・・
しかしあだ名で呼ぶも、要と呼ぶのも絶対に嫌だから・・・