my Life!!




「わっああああああああああああああ―――――!!!!!!!」




あたしは、一瞬にして、周りから注目を浴びた。



「うるせーよっ!!!」


あたしの目の前には、耳を塞いで、しかめっ面をする・・・・・・


あの少年だ。



そう、電車であった、あの少年が・・・居たんだ。



「なっ・・・なんでぇ?」


あたしは、びっくりのあまり、ぺたりと地面に腰をぬかす。



「は?俺がどこにいようがてめーには関係ねぇーだろーが、あ?ここに居て何かおかしいことでもあんのか?てめ」




「ぇ・・・」



はぁ・・・?


その少年は、とてつもなく、怖い目をして、口はフッと悪戯に微笑み、狼の様な・・・そんな雰囲気がしていた。


しかし、さっき会った時と全然違う、さっきは、すっごい優しい様な感じの人だったのに・・・



・・・いつからグレたの?




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