だって好きなんだもん☆
「……アタシが選んだ物を女の子にプレゼントするの?」
「は?」
「だってそうでしょ?でなきゃアタシとここに入った意味…ないじゃん」
うぅ…言っちゃった……
「バカだなお前」
………はい?
「え ちょっと待って。違うの??」
「女の子って言ったら女の子かもしんねぇけど、オレの妹に…だけど?」
てことは…アタシの早とちりー!?
「ミーナさぁ、やっぱりオレに惚れてんだろ」
「はぇ!?ちっちちちち違うもん!!」
「顔赤いし。隠すなって」
「いや!違うしッ!!自意識過剰すぎるんじゃないの!?」
顔が赤いのは“ミーナ”って初めて呼ばれたからで!惚れたってわけじゃない!!
こんなドSを好きになるなんてありえないッッ!!!!
ってゆーかミーナって呼んでって言ったのはアタシだけど!実際に男子に呼ばれたことなかったんだもん!!顔だって赤くなるわ!!
「ミーナ〜こっち」
「ほぇ?」
繋いだままの手で引っ張られながら言ったところは…
「……ネックレス買うの??」
「……ああ」