だって好きなんだもん☆
初めてのキモチ
「………はぁー…」
アキラくんに家に送られて3時間後のこと。
アタシは部屋のベッドで寝っ転がって、アキラくんから貰ったネックレスを見ながら溜め息をついた。
ネックレスが気に入んないんじゃなくて、アキラくん今何してるかなぁって思ったり。
アタシはベッドの上でゴロンと一回転した。
そしてアタシはお姉ちゃんが前言ってた言葉……
―――『あの人はあたしの運命の人じゃない〜!』
その言葉で、今すごく思う。
アタシの運命の人がアキラくんだったらいいのに……
アキラくんの運命の人がアタシだったらいいのに…って思っちゃう。
お姉ちゃんは、いつもこんな気持ちで付き合ってるんだ……。
いいなぁ……
好きな人に愛されて………。
あれ?
でも 彼氏ができる度にこんな気持ちなのかな?……って思うとお姉ちゃんが軽く思えてくるから考えんのやめとこ
いや、でも〜!
元カレのメアドとかどーしてるんだろ…
って…ん?
メアド………?
「あ〜〜〜〜ッッ!!」
アキラくんにメアド聞いてないよ〜ッ!!